2013年10月08日

(ノーベル賞受賞者)ヘミングウェイの名言

ちょっと更新御無沙汰してましてすいません!またゆるりと始めます。

ノーベル賞の季節になりました…! 
このブログでも、勝手にそれにあやかりまして、
過去のノーベル文学賞受賞者の作品の中から名言を紹介していきたいと思います。


今回は、アメリカが誇る文豪、アーネスト・ヘミングウェイの作品から。



まずは、『老人と海』の中から、少年に語りかける老人のセリフです。




「おれは思っているほど強くないかもしれない」と老人はいった、
「でも、いろいろ手は知っているし、それに肚(はら)ができているってものさ」


この言葉、多少固い表現に言い換えれば、

老人、あるいは熟練の「強さ」は、
さまざまな経験から培われた応用力(引出しの多さ)や
同じく経験から来る度胸、あるいは現場慣れ、といったものである、

といったところになるでしょう。

ビジネスの世界、あるいはスポーツの世界にも通用するような
見事な名言といって良いとも思います。



「年寄りはなぜ早く目をさますんだろう?一日を長くしたいからかな?」


この言葉、ちょっと物悲しい感じもあるのですが……

若い人に言われると、ちょっとムッとする言葉ですが、
老人が自分で言った言葉だと思うと、納得いきますかね。

うんうん、一日と言わず、残りの一生を少しでも長くしたい
という気持ち……、悲しいかな、わかってしまいます……。



売っているところがあったら、運ってものもちっとは買っときたいもんだな

ハードボイルドな言葉ですよね。
その後に出てくる

運はいろんな形をして現れる

というのも、含蓄ありそうな言葉です。

「運」……私も一つ買っておきたいものです……。



次は、第一次世界大戦の時代を描いた『武器よさらば』
ゲーリー・クーパー主演で映画にもなりました!





いざ覚悟を決めてしまえば、ずいぶん大きな障害に思えていたものも、
たいした問題じゃなくなるんだなあ


う〜ん、ある気がします!
案ずるより産むが易し」と、いってしまえば、その通りなのでしょうが、
ヘミングウェイの言葉のほうが、とても実感がこもっていて、
感情移入できる気がします。




失うものが何もなくなると、人生って何とかやっていけるものなのよね


これもなかなかハードボイルドな感じの言葉ですね。

一か八か、背水の陣で勝負をかける時、
まあ、すべてを失ったとしてもなんとかなるものさ
と、自分や仲間にはっぱをかけるために使う言葉、といった感じでしょうか?



歳をとったからといって、人は聡明になることはない。
ただ注意深くなるだけでね。


最後はまた、年齢がらみの言葉になってしまいました……

これもまた、若者に言われるとムッとしそうですが、
年長者が自分で使うとなると、深い言葉に思えてきます。

注意深さ、慎重さ、あるいは冷静さ……
さらに広げれば、経験から来る対応の幅広さなど
これらはすべて「聡明さ」の要素だと、いえなくもないような気もします。


とりあえず、今回はここまで!

また次回もノーベル文学賞受賞者の言葉、取り上げていきましょう!

今回の訳文は、下記、新潮文庫版から引用しております。



*このブログの目次はこちら











われらの時代・男だけの世界

われらの時代・男だけの世界
価格:788円(税込、送料別)






posted by 慈文字心 at 14:47| Comment(0) | 近現代文(西洋) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。